BISFed 2018 アジア・オセアニア地区ボッチャオープンの開催について
一般社団法人日本ボッチャ協会(Japan Boccia Association、以下、JBoAと表記)は、日本で初めて国際ボッチャ競技連盟(Boccia International Sports Federation: BISFed)公認の国際大会を、三重県伊勢市にて2018年3月に開催いたします。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定し、国内でも障がい者スポーツに対する関心が少しずつ高まってきております。過去には国内で人気のある競技について国際大会も何度か開催されてきました。しかしながら、パラリンピック競技(障がい者スポーツ)においては、日本国内で国際大会が開催される機会は少なく、特に国際団体公認の大会は数える程しか開催されておりません。
JBoAは重度の障がいを有する選手が参加する「ボッチャ」の国際大会が国内で開催されることにより、障がい者スポーツの発展に良い影響を及ぼすと考え、BISFed公認のアジア・オセアニア地区オープン大会を三重県伊勢市にて開催する運びとなりました。
三重県とJBoAはこれまで国内での選手強化事業において協力関係を築いております。また、2016年に伊勢志摩サミットを開催した経験を生かし、日本流の「おもてなし」を海外の選手にも体験していただけることが期待できます。2020年東京大会も控える中、東京だけでなく地方都市で国際大会を開催することにより、パラリンピックスポーツの機運を醸成の方向に導くために、今大会に際して三重県の多大なるご支援をいただける事について心より感謝いたします。
JBoAは国内で国際大会を開催することにより選手の強化を図り、2020年の東京パラリンピックで金メダルを獲得することを目標に掲げています。また、今大会を通して国内での障がい者スポーツへの関心がより高まる事を期待しています。